Date
金曜日, 6月 7th, 2013
Glaschelim – Perfect Cradle 2013年7月3日リリース
重厚なヘヴィネスと美麗シューゲイズの向こう側。
kilkが自信を持って送り出すアンビエント・コア・バンド、Glaschelimの衝撃のデビュー作!
これまでkilkのレーベルサンプラーなどに楽曲が収録され、各方面から絶賛されていたロックバンドGlaschelimが待望の1stアルバムをリリース。美しいアンビエントなギターと重厚なディストーションサウンドにブレイクビーツが加わり、Isis、Alcest、Hammockのような深淵な音像に仕上がっている。さらにインダストリアルやノイズ系のサウンドをミックスさせることによって、数々のシューゲイザーバンド、ポストロックバンドが到達することの出来なかった最強のサウンドを作り出した。また、ゲストボーカルにükaを迎え入れたM9では、バンドの持つポップな一面を披露している。まるで深い精神世界を描いた映画のような本作は、未だかつて味わったことのない新たな刺激と感動を与えてくれる。
Perfect Cradle
artist: Glaschelim
title: Perfect Cradle
label: kilk records
No.KLK-2032
release date: 2013年7月3日(水)発売
price: 税込価格2,200円(税抜2,095円)
1.Nuclear | |
2.Prizma | |
3.Miys | |
4.Drift | |
5.Light On Me | |
6.Shadowland | |
7.Mys | |
8.Crystalline | |
9.Remember The Breeze | |
10.Perfect Cradle |
Comments
甘美な激情
ノイジーな安らぎ
破壊的な儚さ
ファンタスティックなヘヴィネス
相反するイメージが交錯し混在するドラマティックでエモーショナルで美しいサウンドを突き抜けた先に待っている、非現実的な桃源郷であり寓話の中の世界の果てでもあるよう麗しき荒涼とした世界。衝動的に発せられる圧倒的な轟音と、慈愛に満ちた崩れ落ちそうなほど繊細なメロディが、希望を、哀しみを、優しく激しく照らし出す。どちらもGlaschelimであるという二面性を、一つの想いとして楽曲に込める信念が貫かれた故に降りて来た音楽のマジックが、このアルバムには宿っている。
– 松本修(LINUS RECORDS)
「伝わる音楽」
自分が好きな音楽を一言で表すとそうなると思う。表層的な音楽性はあまり関係なく、編成やアレンジという実際的な部分をも飛び越えて訴えかけてくる「伝わる音楽」が存在する。今回デビューするGlaschelimの「伝わり方」は凄まじい。中心人物である山口氏の心象風景、感情をそのまま取り出したような、時に攻撃的、時に流麗に奏でられる彼らの音。胎内から宇宙までを一気に体験させてくれるかのような恍惚感と包容力に満ち溢れた音。十人が聴いたら十通りの、百人が聴いたら百通りの景色を見せてくれるであろう無限の音楽。理屈も分析も引き出しにしまって、ただただ身を委ねてみて欲しい。伝わる何かがきっとあるはずだから。
– cellzcellar
Profile
Glaschelim
都内を中心に活動する3人組のアンビエント・コア・バンド。2009年、山口昇(gt,prg,vo)のソロプロジェクトとして活動を開始。2011年、三友豪司(syn)と廣瀬一磨(dr)が加入したことを機にライブ活動をスタート。音源で見せる繊細なアプローチを残しつつ、さらにダイナミックさを強調したサウンドで多くの観客を魅了している。2013年7月、待望の1stアルバム「Perfect Cradle」をkilk recordsより発売。