Aureole – Reincarnation 2012年9月12日リリース
 

 

Date

火曜日, 8月 21st, 2012

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Aureole – Reincarnation 2012年9月12日リリース

→ Aureole 3rd album『Reincarnation』より、豪華制作陣による4曲のMVとアルバム予告編映像が公開!


『風の谷のナウシカ』、『スカイ・クロラ』、『攻殻機動隊』、『虐殺器官』、『ファイナル・ファンタジー』、『ICO』…。日本を起点に、そのファンタジー的世界観を構築した作品群と同質の音楽体験をもたらす壮大なサウンドスケープ。そして、圧倒的なバンドアンサンブルにフルート、ビブラフォン、エレクトロニクスが加わる複雑な構造美を湛える楽曲と美しいメロディ。kilk recordsを主宰し、新たなフェス「Deep Moat Festival」、「skim kilk sounds」を主催するなど東京インディ・シーンを牽引する現在最注目のセクステット、Aureole、2年ぶりのニュー・アルバム!

Aureole – Reincarnation (digest) by kilk

Aureoleの通算3枚目となる最新アルバム『Reincarnation』。オルタナティブロック、エレクトロニカ、現代音楽、アンビエント、ダブステップ、ポストロック、クラシック、シューゲイザーなど様々な要素を飲み込み、前作2作から、より進化を遂げたキャリア最高作。『Reincarnation』=再生、輪廻と題された今作では、前世 / 現世 / 来世、生 / 死、時間 / 空間、真実 / 虚構をテーマに、それら超えた、その先の希望に満ち溢れる。ギター、ピアノ、ビブラフォン、フルートなどの生楽器と、エレクトロニクスとの共存するダイナミックで壮大なサウンドは、より強い生命力を獲得した今作だが、その屋台骨を成すのは、よりアグレッシブな方向へシフトしたドラムとベースの存在だ。そしてバンドのアイデンティティでもある日本語詞を独特な響きで歌い上げるイノセントなボーカルが、静と動を巧みに操るサウンドと融合する化学反応を捉えたトラック群は、リスナーを強く揺さぶる。

Reincarnation


Aureole / Reincarnation

artist: Aureole(オーリオール)
title: Reincarnation(リインカーネーション)
label: kilk records
catalog no.: KLK-2022
release date: 2012年9月12日発売
price: 税込価格2,200円(税抜2,095円)

1.Live Again
2.Spirit Wander Field
3.Dark Adptation
4.Pass The Past
5.Tales
6.Dell
7.Suicide
8.Destination
9.Scare
10.Leave

Profile

Aureole

Aureole (オーリオール)

2007年結成。森大地(Vo,Gt&Prog),岡崎竜太(B),中村敬治(G),中澤卓巳(Dr),saiko(Syn&Flute),佐藤香(Vibs&Glocken)の6人組バンド。
ポストロック、エレクトロ、クラシカル、ミニマル、プログレ、サイケ、民族音楽などを通過した奥深いサウンドと「歌モノ」としての側面、この二つの要素が矛盾することなく融合を果たしている。2009年にNature Blissよりデビューアルバム『Nostaldom』をリリース。青木裕(downy,unkie)をゲストに迎えたこの作品は、各方面から多くの支持を得た。
2010年にはVoの森大地が主宰するレーベル、kilk recordsより2ndアルバム『Imaginary Truth』を発表。「今後の日本の音楽シーンのキーマン」と称され、一層の注目を集めた。尚、両作品とも全国のTSUTAYAでレンタルCDとしても取扱いを行っている。
ライブ活動も精力的に行っており、kilk records主催のフェス「DEEP MOAT FESTIVAL」や「skim kilk sounds」ではNATSUMEN、LOSTAGE、unkie、no.9 orchestra、sgt.らと共演。

Comments

生命の鼓動、降り注ぐ旋律。進化した大樹は大きく枝を広げ、世界を包み込む。

- 青木裕 (unkie/downy)

更に進化し、優しくも力強さを増したSoundはアーティストとして、レーベルオーナーとしての森大地の自信なんだろう。
いつでも、どんな状況でも始められるんだよ。希望の音。

- kussy (Fragment / 術ノ穴)

もしあなたが、目に見えないものを今でも信じているのなら。

- 照井順政(ハイスイノナサ)

怒り、悲しみ、絶望や。
抑えきれない波に飲み込まれそうになりながらも、
その先へ突き抜けたいと思う。
その先の光を再び宿したいと思う。
母の胎内へ還るような、絶対的な愛への希求。
どうしようもなく「生きる」ことへ謳われた、賛美のアルバム。

- ハチスノイト(夢中夢)

我々の大好きなバンドは”pastoral psychedelia”とも言うべき素晴らしい世界観を与えてくれる。時には多彩な音色をオーケストラのように激しく響かせ、また時には色彩豊かなソフトコア、ポストロックへと表情を変えてゆく。僕たちにはそれが、まるで一冊の詩集のように美しく思えるんだ。

- Ian Williams(gamine)

絵や映像でさえも描き出すことが難しいつかみ所の無い色彩の景色や物語を、バンド・サウンドで鮮やかに具現化してしまったような圧倒的な音の世界。緻密かつダイナミック、ソリッドかつファンタジック、ミステリアスかつポップという、入り混じることの難しい要素が元々高いレベルで融合されていた独自のサウンドは、さらに今まで以上に多様なパーツを取り入れて、そしてバンド内で化学反応と分裂を繰り返した後にバンドの新たな進化形として、ここでまた次なる次元の音楽の形を生み出している。東京・日本に限らず、現在ここまで創造力をかき立てるオルタナティヴな「ロッ
ク」を奏でているバンドは、世界を見回してみてもそう居ない。現在のインディーのシーンにおいて、Aureoleが非常に希有で貴重で重要な存在だと自らの手で証明してみせた会心の一作。

- 松本修(LINUS RECORDS)

史上、最も柔らかく温かいアルバムと断言します。それは耳に触れる優しい感触からスタートし、脳内に映し出されるビジョンも温もりに包まれるのだから。ダブ・ステップ辺りを意識したエッジが効いたサウンドが際立つ楽曲ですら、ゆったりとした余裕を持って受け皿としての大きさを悠然と誇示しています。様々な形をする音が幾重にも重なっても、まるでパズルのピースをはめ込むように画を仕上げていく様。ぶつかり合わず、耳障りなノイズにはならないのです。メロディとサウンドがより濃密に溶け合った幻想世界は、もしかすると死後の世界を現しているかの如く、俗世とは切り離された浮遊感を体感出来ます。輪廻(Reincarnation)を信ずるのであれば、Aureoleの描き出す世界へ飛び込みたいが故に今からでもカルマを清めなければ。親孝行でもしたくなる気分にさせられます。そう、現実世界で生きる我々の胸に秘めたる讃歌であるからこそ、この音楽で揺れ動く心の弾みを色んな人に伝えたくなります。

そこのアナタ、みんなに伝えて、俗世でちょっと輪廻革命でも起こしてみませんか? これはシンプルな魔法です。

- 田畑 猛(残響shop店長)

Aureoleの音楽は美しい。もちろんそれは奏でられる音の美しさでもあるけれど、何よりも美しいのはAureoleの音楽に対する”妥協のない姿勢”。そして『Reincarnation』は、そんな妥協のない綿密かつ力強い音楽がこれまで以上に自然でしなやかに聴こえてくる。妥協のない姿勢から得た自信、自信から生まれた自然。進化し突き抜けたAureoleの音楽からは、鳴らすべくして鳴らされたかのような必然さえ感じます。進化したAureoleの音楽はより美しい。

- 武田政弘(タワーレコード池袋店)

聴く人々にイメージを想像させる「音」を作り出す事が出来る、イメージの伝道師集団Aureole。
彼らの音には聴く者を幸せにさせる力がある。彼らの音には聴く者を希望に満ちあふれさせる力がある。
「音楽」を楽しむ聴き手、「音楽」を伝える作り手。
まさに理想の関係を築き上げられるバンド、Aureoleの魔法で世界は変わるかもしれない。
この同じ時代に偶然居合わせる事の必然。
怖がらずに、その魔法にかかるのも良いのかもしれない。

- 橋本 貴洋(more records)

眩いばかりの光、それでいて柔らかく、優しく包むかのような光。
どう形容すればいいのだろう?
もしかしたら、生まれて間もなく、まだ目も開かないうちにおぼろげながら感じる光。
それとも「Reincarnation」の中での深い記憶に残っている光なのか。
まさに1曲目の”Live Again”から、そんな光の中へ。

そうか、このアルバムの根底にあるのは、時間や空間を超えた強い「生命」なんだ。

- 奈良 輝臣(more records)

音の一粒一粒がまるで宝石のかけらのようで
キラキラと夕日に照らされる砂浜のようだ

でもそれはとても儚く、脆く
手の平からさらさらと音もたてず零れてゆく

その一方、その砂浜の先には優しく照らす夕日が
私の顔を紅く染めてゆく

時には哀しく心に染み渡り、でもその中でも優しい希望を感じる

全ての曲に物語を感じ、それが一つの小説のように繋がっていく
まるで一人の人生を覗き見してるような
そんな不思議な罪悪感と、そして、あたたかな幸せを感じるのだ

- Ferri