speaker gain teardrop 2011年12月7日リリース
 

 

Date

火曜日, 11月 22nd, 2011

  • kilk store

  • twitter

  • listen

  • news archives

speaker gain teardrop 2011年12月7日リリース

kilk records / NOVEL SOUNDS 共同リリース

kilk records / NOVEL SOUNDS 共同リリースロゴ

ポストロック/シューゲイズ的な手法を用いて斬新かつ繊細なアプローチで綴った前作から3年を経て完成した6thアルバム。
聴く者の感情を揺さぶるドラマチックな楽曲はそのまま前作よりに遥かに増した圧倒的浮遊感、フィードバック限界ギリギリの轟音ノイズ、無限のサウンドスケープを展開。前作以上に独自のゆらぎを聴かせる静寂感からの爆音はさらにアグレッシヴな内容にと激的な変化を遂げている。envy、モグワイからマイブラ、シガーロス系のアーティストからポストロック/エレクトロニカ系のファンを鷲づかむであろう注目作。
今作のミックス/マスタリングは前作同様「kashiwa daisuke」が担当。ボーナストラックとして気鋭の音楽家「Ametsub」のリミックスも収録!

– rendering encryption – album digest by speaker gain teardrop

rendering encryption

speaker gain teardrop / rendering encryption

artist: speaker gain teardrop
(スピーカー・ゲイン・ティアドロップ)
title: rendering encryption
(レンダリング・エンクリプション)
label: kilk records / NOVEL SOUNDS
catalog no.: KLK-2012
release date: 2011 年12月7日発売
price: 2200円(税込み))

1. Untitled
2. Acronym
3. Vasumitra
4. Parity bit
5. Parsec
6. Will
7. Will (Ametsub remix)

Comments

まず音がイイ!
この尊敬すべきバンドの醍醐味である、
静寂~轟音の振幅が今までで1番いい形で記録されているんじゃないでしょうか。

今まで信じていたモノが、
ガラガラと音を立てて崩れ去ってしまおうとしているこの時代に、
speaker gain teardropのズシンとしたグルーヴが力強く鳴り響いています。

一年や二年では、このバンドサウンドは出せないでしょう。
積み重ねてきた時間と、止まることのなかった歩みが、
ひとつひとつの音に力を与えているのだ。

べっさん、イッキさん、ウエノくん。
素晴らしいアルバムを、ありがとうございます。
おめでとうございます。

– 大野 均(sgt./旅団)

魂でかき鳴らす音は、激しく、儚く、こんなにも美しい。
“speaker gain teardrop” 史上、最高傑作。

– KASHIWA Daisuke

ジミ・ヘンドリックス氏は、「ブルースは簡単に弾けるが、感じるのは難しい」といった。
speaker gain teadropの音世界は感じる為にあるようなもの、待望のアルバムの誕生です。

– Lemon’s Chair/High Fader RECORDS イマニシ マサシ

静かに、遥か遠くから
惑星を見守っているような。
広く、けれど誰でもない視点から
記憶や 季節 体温 風景
ひとの日常 交感を暗号化したなら、
ある人にとっては切なく、
ある人にとっては優しい、
ある人にとっては海のような、
こんな音楽なのかもしれません。

‐ moskitoo

僕自身、漫画の中で、水や、液状のものを、割とよくモチーフにするのですが、
まさに、胎内にいるような、豊穣な羊水の海に、奥深く潜って潜って、何も聴こえ
なくなって、身体の内と外の境界すら無くなった果てに、聴こえてくるような、
そんな音楽が、ここにはあると思います。

‐ 青山景 (漫画家)

きらきらと輝くギターの音の粒にまみれることがこんなにも気持ち良いなんて、久しぶりの感覚。
耳がそれを、求めてしまう。

‐ calu (matryoshka)

Profile

speaker gain teardrop

圧倒的なライブで魅せる、広島で活動する実力派3ピース・ポストロック・バンド。
98年、前身バンドを経てムラカミ/ホリベを中心に結成。バンド結成から10年、ゆっくりとサウンドスタイルを変化させながら今のポストロック/シューゲイズ的なサウンドスタイルを確立。

【speker gain teardrop myspace】 http://www.myspace.com/speakergainteadrop

過去の対バンに、kashiwa daisuke , world’s end girlfriend , 七尾旅人, 54 -71,
envy, downy , mono, ドラびでお, 少年ナイフ , あふりらんぽ, Tadzio , 渡辺琢磨
panic smile, sgt. , Filfla ,俺はこんなもんじゃない, drum:kan. ルルル, miaou ,
ウリチパン郡,海外アーティストではepic 45 , perkinsons など。

なお、ムラカミ/ホリベは別バンド「si-lo」(サイロ)「カングルワングル」で活躍。
ホリベは別名義のエレクトロニカ系のソロ「stabilo」で活動。エレクトロニカ
/ポストロック系イベント「layer of perspectives」を主催している。

stabiloの活動は、AOKI takamasa, fennoberg (jim o’ rouke / fennesz / pita)
Ametsub , guitar(onitor),eater, taylor deupree(12k) , richard chartier(12k)
christopher willits, fourcolor, moskitoo, caural, KID 606, COM.A(romz), kettel,
半野善弘, numb ,ツジコノリコ, riow arai, pan american(kranky),
ogurusu norihide, tomoyasu takanishiらとイベント経験がある。

【stabilo myspace】 http://www.myspace.com/stabilo74loadbang

アルバム「rendering encryption」説明

1.アルバム冒頭を飾るアンビエントなオープニング的トラック。

2.ゆるやかに絡まるギターサウンドとリズム。
曲中盤から激しく切り替わる轟音サウンドに注目。

3.今作の看板と言っても過言ではないアンビエントな雰囲気から
中盤の轟音のダイナミニズムな展開と静と動を兼ね揃えた11分を越す大作。

4.エレクトロニカ的手法を用いたビートにバンドサウンドを絡ませて展開。
ゆったりとしながらも心地よくタイトなリズムにのれる曲。

5.切ないポストロック的アプローチ。哀愁のギターとベースライン、
後半のギリギリ限界に達した盛り上がりはこのアルバムのハイライトといえる。

6.静かにゆらゆらとを浮遊感を維持したまま盛り上がるエンディング曲。
ギターループを中心にドラマチックに展開させた曲。

7.Ametsub担当による壮大なリミックスが本アルバム最後の曲。
アルバムラストを締めくくるに相応しい幻想的なサウンド。