Date
月曜日, 12月 19th, 2011
Lööf(レーフ) – Miniature Garden 2012年1/18リリース
北欧エレクトロニカ~ポストロックへの日本からの回答!
海外を中心に人気を集めてきたLööfの待望のデビュー作。
二人組の歌ものエレクトロニカユニット、Lööf(レーフ)。これまではネットを通じ、主に海外より評価され続けてきた彼ら。まさしく待望のデビュー作とも言えるフルアルバムがついに完成した。彼らを語る上でまず特筆すべきは、チヒロのヴォーカルであろう。その場の空気を変える力を持った淡く美しい歌声である。そしてその「歌」を中心に据えた楽曲は、「素直にただ良いと思える音楽とはなにか」いうものを思わず考させられるような説得力を持っている。sigur ros、múmを彷彿とさせる牧歌的な暖かさと、Björkを思わせるクールさが同居した究極の心地良さ。決して仰々しくないそのサウンドはどこか非日常的でありながら懐かしい不思議な世界観を提示している。まるで無垢な子供が積み木遊びをする様に構築された音の世界で起きる不可思議な物語!彼らの創造する小さな世界「Miniature garden(箱庭)」にようこそ!!
※ボーナストラックとしてAureoleとhydrant house purport rife on sleepyによるリミックスを収録。
Movie
Listen
Miniature garden preview by kilk
Miniature Garden
artist: Loof (レーフ)
title: Miniature Garden
label: kilk records
catalog no.: KLK-2014
release date: 2012年1月18日発売
price: 税込価格2,200円(税抜2,095円)
1. Replay | |
2. Fifth Shadow | |
3. Carnival Comes | |
4. Synesthesia | |
5. Sleepy Sheep | |
6. Metro 1981 | |
7. Cellular Respiration | |
8. Rain | |
9. Glory Hole | |
10. 404 Not Found | |
11. Morex | |
12. Fifth Shadow (Aureole remix) | |
13. ※Cellular Respiration (hydrant house purport rife on sleepy remix) |
Comments
暖かい陽の光のような音楽。丁寧に描き出された音のスケッチ。
– 加藤隆(映像作家)
『光の妖精のサーカスを見ているようです。
音が、声が、おまじないのように響き渡ります。
北欧エレクトロニカ~ポストロックの影響を感じつつも、なぜだかとても暖かい空気感と躍動感。
ポストロック好きにはたまらなく好きな世界観のはず。こういうユニットが日本にいて嬉しい! 』
– 千代 / köttur(コッテル)
『1曲1曲の情感が良いね。
気づけばリピートさせている。
このCDが掛かっていれば、部屋の中にはもう他の音はいらない。』
– 鈴木善之(ベーシスト / レコーディングエンジニア)
透明感のある歌声とやわらかな質感の音色で構成されたこの音楽達は
白く寒い季節には暖かい色合いと安らいだ気持ちを、
色めく暑い季節には涼しげな空気感と澄んだ気持ちを運んでくれます。
忙しい時も、ホッと一息付きたい時も、
耳にすればやさしい気分にしてくれる作品です。
– soma hayato (on sunday recordings)
みんなでつくった明るい未来は
眩しすぎて息ができない。
遠い日に隠したおもちゃ箱をひっぱりだして
争いや悲しみのなかった日々を
もう一度つくりなおそう。
私たちは、現実を凝視めなおす必要がある。
やわらかい、やわらかい過去だとか
なめらかな、なめらかな夜だとか
そういうものを抱え込んで。
さしのべられた手をふりほどくことが
あの時の私には希望に思えた。
また明日も、ここで逢えるから。
– 磨知香菜子 (atelier bemstar)
アスファルトの割れ目を覗く。
そこにはある、どこか緑が溢れた、光が溢れた眩しいほどの自然。
乾いた地面にも数多の水泡が弾ける。
このイメージの広がりがどこまで広がるのか僕は見てみたい。
– TAK.S (SPLIT PRYTHM)
Profile
Lööf (レーフ)
2009年冬、東京にて結成。Yasuto Koibuchi (gt, key, sampler, programming)とチヒロ (vox, lyrics, artwork)によるエレクトロニカ/ポストロック/シューゲイザーユニット。
2010年、kilk recordsとの契約を機に国内での活動を本格化させる。
Yasuto Koibuchiによるシンプルなフレーズを複雑にオーバーダブしたサウンド、チヒロのアブストラクトなアートワークと歌詞、北欧の空気感を思わせるボーカルが独特の世界観を作り出し、海外を中心に人気を博す。
ライブにおいては幅広い表現力のボーカルに生楽器を積極的に取り入れたパフォーマンスを披露し、多くの聴衆の支持を得ている。また、自らの作品制作と平行して国内外のバンド、イベント等のリミックスワーク、アートワーク等を手がけ、クリエーティビティを発揮するという一面もある。